シャドウルーツの薬剤選定を剥がしやすくしておけばよかったと思います！

ちょうど今日、バレイヤージュの次のブリーチしました。
毛先は残留とダメージでここまでしか抜けなかったですが、前回の根元は綺麗に剥がれました。

前回これです。

前回のブリーチの所までリタッチを、アクセスフリー4.5%×2
欲しいレベルまで時間置いて、あとはシャドウルーツと同じ要領でブリーチを水スプレーで中間までぼかします。

オンカラー含めて4時間です。
そうですね。
一度暗くして明るくしたのが前々回くらいなので、毛先はどうしても攻められないと分かっていたのでこの明度です。
取りきれない場合は初めにたぶん取りきれないと説明して、濃いめのカラー選定にした方がいいです。
もちろん残留しない程度の。

新規の方というわけですね。
大事なのは、シャドウルーツの時のトーンダウンのカラー剤が何かなので難しいですよて。
まず1回目は無理しない範囲でがんばりますと伝えるしかないですよね。

レブロンカラーリムーバーはカラーを繰り返して沈んだカタールに使うことはありますよ！

これレブロンです。
ブリーチしてない方です。

ブリーチしない方なので一度ブリーチした履歴を作りたくない場合、向いてます！

ブリーチとの感覚的な違いは置ききったときの限界値ですかね。
同じ時間置いた場合、塗布ムラや次回カラーのみでの繋げにくさを考えるとこちらのがラクです。
ダメージも少ないです。
ただ、内部で何が起こっているのかは毛髪化学に明るい方に聞いた方がいいです。

一緒に3へ行きましょう。

明るい方お願いします！

魔法の薬なんてないです。
脱線剤なんて魔法なんで、僕は使わないです。
グリオキシル酸はカップラー染料を酸化重合を阻害する。

あるメーカーの脱染剤は亜硫酸ナトリウム（サルファイト）を使用している。
エルコスとレブロンはほとんど処方は同じで、オキシメチレンスルホキシルNaの還元力を使用している。
もしかしたら、還元剤除去力なんてまったくないイソジンも、高濃度で使えば脱線できるかもしれない。

つまりは、ジアミンの発色って（言うのが間違いで、ジアミンは最初から“黒”で、目に見えない小ささなのが酸化重合で大きくなってみえるようになっただけ）、酸化なので、還元すればバラバラになって見えなくなる。

これが脱染のシステムですが、脱染後にそのまま次のカラーをすれば、そのカラー剤に使用している“酸化剤”で、還元し脱染した過去の“黒染め”の染料がまた酸化して“発色”します。
つまり、いくらこれらアイテムで脱染しても、次のカラーや時間経過でまた黒くなるので、「その場しのぎ」でしかないんですよね。
なので、僕は使わないです。

脱染して薄めにカラーした方がその後、3〜4回来店したらまた暗くなり出したのでそういう事だったんですね！
ありがとうございます😊

根元潰しって、暗くするんですよね？
それは、オンカラーとしてあとからやりますねー。
それなら、髪質改善も入れれるし。

ブリーチどうしで、別にやる理由ってあるんですか？

根元潰しバレからの根元ハイライトは1回でやるか？のご質問だったのでー😊

前のハイライトラインに繋ぐか？ということですか？
そりゃ、無視します、と僕はキメ顔でそう言った。

前回のに重なったら、そこはより明るくなるし。
そういった濃淡も、バレの醍醐味ですしね。

なので、根元からラインを入れ始め、「どこまで入れるか｣は、ダメージ対策と共に、デザインとしても考えながら入れます。

なるほど。
そのデザイン調整がレベル1なんですよねー。
勉強してるつもりなのですが、つもりなんですよねー笑

結果仕上がりは悪くなかったのですが（オレンジ味は残りそこはオンカラーで消した）、他の方はどうするのかなと気になった次第であります。