こんにちは!Distinct編集部です!
Distinctでは美容師さん専用の相談チャット(美容師向け無料オンラインサロン)を運営しています。
今回オープンチャットの中から、実際の質問とそれに対する回答をご紹介!
オキシ除去としてイソジンを使用する方法があるみたいなのですが、何の成分がオキシ除去として有効なのか、教えてください!
みー
質問お願いします🙇♀️
オキシ除去としてイソジンを使用されてらっしゃる方いらっしゃいますか??
イソジンの何の成分がオキシ除去として有効なのか、ご教授願えたらと思っております!
ヨウ素ですかね?
ST
赤チンでもいいのかな?
ST
みー
最近そのような使い方をされてる方を知ったので、初耳すぎて謎だらけです😂
横から失礼致します🙇🏻♂️
イソジンはオキシ除去と言うよりは、還元剤除去(中和)では無いでしょうか?
イソジンに入っているポビドンヨードという成分が還元剤除去(中和)に有効です。
aa_nn
オキシ除去ではなく、還元剤を中和(除去)かと思います!
c
有効成分はポピヨンヨード。
理科などで使うヨウ素液のようなものです。
c
みー
リプありがとうございます🙇♀️
中和するためになぜイソジンを採用されてるかお分かりになりますか🤔💦??
メーカーなどから出てるものでは事足りなかったのですかね?
みー
ヨウ素がそのような働きをするなんて目からウロコでした!
ここは少しうろ覚えなのですが、、
ポビドンヨードは医薬品なのでメーカーなどからは出せないと記憶しております💦
aa_nn
一応薬事法ではグレーゾーンって事になってます。
縮毛矯正後などは僕もよく使いますが
aa_nn
みー
そうなのですね😳
ではその考えでいくと、メーカーから出てるバッファーなどではしっかり中和しきれていない可能性があるということでしょうか?🤭
みー
私が見たイソジン使用されてた方は、ダブルカラー後に使われてました!
酸によるバッファーはアルカリの中和です!
また酸リンス等、物にもよりますが、基本的には毛髪表面しかバッファーされていないので、内部の残留アルカリを完全に中和はされていないかと!
c
みー
皆さんのご意見ものすごく勉強になります🙇♀️✨
残留アルカリがしっかり中和できるのであれば、すぐにでもイソジン採用したいなと思いました😂✨
イソジンでは残留アルカリの除去、中和は不可能かと思います😵
パーマ、矯正の後処理でしたらお勧めします!
アルカリの中和をするとするならば従来通りバッファー剤でいいかと思います!
c
みー
ちなみにダブルカラーで使用する際は、ブリーチ→オンカラー→流した後に使用。で大丈夫でしょうか??🤔
それとも、ブリーチ後にも中和した方が良いのでしょうか?
みー
↑すみません😂
パーマ・矯正後ですね!
カラー後は従来通りでいきます!
です!!🙆♂️✨
ブリーチ後のバッファーは必要ないと思います!
一番は、とにかくしっかり水洗。
するならばCMCやpptなどで処理です!🙆♂️
クリア3%シャンプー割りでトナーする場合もありますが、しなくても困ったことはありません🤔
c
みー
新しい情報が多すぎて、今までやっていたことに対して不安になることがよくあります😅💦
ありがとうございます🤲💐✨
そのお気持ちとてもわかります🙇♂️
処理剤勉強して、たくさん買って、使って、使えば使うほど、いつもと違うことをしてしまって、仕上がりがボヤッとしてきて
最終的には本当に必要なものだけあれば良いと感じています、、、🤣
とにかく、基本に忠実に。を心がけています、、、
c
みー
共感して頂けて少しホッとしました😂🌸
必要なものだけ、シンプルに。
分かっていながらも、時代に柔軟にアップデートしていかなければと焦る自分もいます🦔💭
最近、矯正剤に酸熱を混ぜて使用されてる方も見かけるので、そこも気になってますが、自分は踏み入れられないゾーンかなと思って見過ごしております😂
レブリン酸など用いたもの見かけますね🙆♂️
技術者目線で言えば、微還元ではなく綺麗に矯正してから酸熱をしては?と矛盾に感じます。
が、お客様目線で考えると、いいとこ取りのような微還元トリートメントが魅力的なのかなと思ったりもします😅
結局はお客様が喜んで頂ければいいのかなと思いますが、薬剤やケミカルだけではなく、もっとアイロンワーク、矯正のスキルアップを注力していきたいですね🔥
c
みー
そうですね✨
矯正の可能性を拡げたくて、YouTubeなど色々観ています。
こちらのチャットに入ったことで自分の知識の少なさを再認識するばかりです😂
素晴らしい方が多すぎて、同じ美容師という枠で生きてきて良かったな💓と思ってます🤤✨笑
それ、僕が出どころですw
目的は、消臭です。
ヨウ素には、微還元力があるのですが、これは髪に作用するほどではないです。
臭いとは、酸化化合物なんです。
それをこのヨウ素で還元します。
aa_nnさんも書かれてるように、PVP、いわゆるポピドンヨードというものがタンパク質に張り付くフィルム状をしているのですが、このフィルムが臭いの素を吸着し、ヨウ素で分解し、無臭化する、という働きがあります。
矯正の中間&後処理で使います。
ちなみに、PVPは持続力こそありませんが、そのタンパク質同士をつなげる接着剤のような特性から、洗い流さないトリートメントなどにも配合されます。
たま@Tamazon
その通りです。
ヨウ素は医薬品として薬効が認められた以上、化粧品に配合することはできません。
たま@Tamazon
バッファについて話題になっていたので。
酸物質は当然ながら空気酸化しないので、割と恒久的に持続します。
濃硫酸などを人体にかけると、骨が溶けてもまだ残留します。
逆にアルカリ剤はいつか揮発したり自然酸化します。
なので、皮膚が爛れる程度で済むんです。
バッファ剤にはクエン酸、リンゴ酸などが使われていますが、これらの共通する特徴は、水に溶けやすい。
残留こそしますが、次の日のシャンプーで落ちます。
アルカリ剤には種類があります。
アンモニアが主に使われます。
文字通り、アンモニア臭いので、敬遠されがちですが、臭い=揮発性が高いため、実はバッファは不要です。
むしろ、モノエタノールアミンなど、揮発しないように加工されたアンモニアが厄介で、これは100時間水洗でも落ちなかったというデータがあったはずです。
臭わないのが特徴=揮発もしない。
このモノエタを髪に使った場合、もちろん、バッファ剤を使用し、その日のpHは落ち着きますが、翌日シャンプーすると、バッファ剤のクエン酸などが流失し、またpHが上がります。
つまり、あまり意味をなさない。
ただし、かなり有効なのはカーリング、パーマです。
ご存知の通りSS結合によってパーマは成り立ちますが、還元剤で切断されたSSの再結合に必要なものは、酸化ではなくて、修練です。
酸化剤で水素を除去し、剥き出しになったS同士を収斂によって近づけて、再結合させます。
この時にバッファ剤があった方がいい。
なので、パーマにおいて、酸リンスが必要なのは2剤塗布の後、なんですね。
たま@Tamazon
カラー剤にはほぼノーマルアンモニアが使用されているので、バッファ剤は不要です。
むしろ、残留過酸化水素ってヘマチンやカタラーゼを使っても取りきれません。
OXが残留していると、紫外線と反応して猛毒が発生します。
このOXの除去に最も適しているのが、残留アルカリなんです。
なので、カラーの後はバッファはNG。
酸が勝つと、色もブレますしね。
ただ、ダブルカラーでブリーチとオンカラーの間は、やった方がいいかと思います。
ブリーチ剤の高すぎるpHでも、音カラーの色味がブレますので。
ついでに、ほんの少しだけ還元剤でもリンスしてあげるといいです。
ブリーチには残留アルカリと同時に、残留酸化剤もありますので、オンカラーの酸化重合タイミングが早まり、毛髪外で行われて、いわゆる色持ちが悪くなります。
たま@Tamazon
すみません、一つ訂正です。
PvPは
×ポピドンヨード
○ポリビニルピロリドン
たま@Tamazon
残留アルカリが残留OXの悪さを止めてくれるんですね😊
通常のカラーの後処理として処理材で残留アルカリ、残留過酸化水素を除去する処理材をつけるのはいかがでしょう??
処理材の成分名が特許出願中とのことで公表されてないのですが。。
tomu
そうですね^^
通常アルカリカラーならそれでOKです。
もちろん、事前に、残留物をできるだけ減らしておくことは賛成です❣️
アルカリ、OX、両方減らしておいて、それでも残ったのは、両者で打ち消しあってもらうのがベストだと思います。
そんな素晴らしいものが今、開発途中であるんですか??
何なのか、興味ありますね^^
たま@Tamazon
なるほど🤔ありがとうございます🙇🏻♂️
もう商品化はされているんですが、成分名が非公表なんです😭
高価なので購入するのを躊躇っています😅
tomu
どんなものですか??
商品名は、ここに書くのはまずい感じでしょうか?
たま@Tamazon
マデナさんのディープエッジです🙆🏻♂️
tomu
みー
有料オンラインサロン並みの詳しいお話をありがとうございます😭😭😭✨
バッファーについてまで!!✨✨
内容が私には高度すぎてすぐには脳みそが追いつかないので(笑)、ゆっくり噛み砕きながら読めるようスクショしました🤲🌸
ありがとうございます🙇♀️
しっかり勉強させて頂きます!!✨
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