こんにちは!Distinct編集部です!
Distinctでは美容師さん専用の相談チャット(美容師向け無料オンラインサロン)を運営しています。
今回オープンチャットの中から、実際の質問とそれに対する回答をご紹介!
根元をアルカリカラーで毛先をエルコスでダメージレスカラーみたいなメニューを作ろうと考えているのですが、アルカリカラーとの繋ぎ目などで違和感などはでるでしょうか?
rise.saito.10.24
こんにちは!
エルコスを使っている方に質問なのですが、根元をアルカリカラーで毛先をエルコスでダメージレスカラーみたいなメニューを作ろうと考えているのですが、アルカリカラーとの繋ぎ目などで違和感などはでるでしょうか?
ちなみにメインはコンクシリーズを使う予定です。
また、プラスワンクリームを使う際にオキシで割るパターンと、クリアで割るパターンがあったのですが、どちらの方が発色が良いなどありますでしょうか??
使用したことがある方がいらっしゃいましたら、教えて頂きたいです!
こんにちは🙇🏻♂️
コンクを使用するような深みのある低〜中明度でしたら、色味の選定を間違わなければ繋ぎ目のギャップは少ないかと思います💡
・オキシで割るパターン→リフトアップさせたい場合
・クリアで割るパターン→色の濃さ調整(リフトアップはごく僅か)
深く濃く入れたい場合は基本後者の方が発色が勝ると思いますが、太い髪、キューティクルがしっかりした髪であれば前者の方が発色が良い場合があるかもしれませんね💡
あべし
還元剤も入れちゃえ♡
たま@Tamazon
たまミルクの出番ですね✨🥛
あべし
rise.saito.10.24
ありがとうございます!
助かります!
エルコスって塩基の概念だったんですけど、リフトアップもするんですか??
リフトアップする塩基っていうこですかね??
プラスワンクリームがメラニン色素を削る働きがあるということなんですかね??
オキシとプラスワンクリームの組み合わせだとダメージもしてしまうと言うことでしょうか?
質問が多くて申し訳ございません。
rise.saito.10.24
色入れながら還元は最高ですね!
髪質改善カラーにもなりますしね!
プラスワンクリームのアルカリと過酸化水素が反応して、ほんのりとリフトアップするという仕組みです💡
ダメージは少なからずあると思いますが、通常のアルカリカラーの5分の1程度の負担なので、カラーバターのケア力を損なわない仕上がりになるかと思います✨
あべし
rise.saito.10.24
ありがとうございます!
試してみます!
プラスワンクリームを入れると結構深く色が入るみたいなのですが、体感では10%入れると何トーン分くらい下がるなどありますか??
トーンダウンの際は、ベースの明度に左右されそうですが、白髪染めの6Lv程度は色が入るイメージです(プラスワンを混ぜない場合よりも1Lv深く入る印象※この場合はリフト狙わない前提でオキシ不使用)
既染部への使用でしたらプラスワンクリームを混ぜなくても染まるとは思うので、色持ちをとるか、ケアをとるかという判断にもなりそうですね👀
あべし
rise.saito.10.24
色々細かくありがとうございました!
色々実験して試させて頂きます!
横から失礼します!
カラー剤等に入れて良い還元剤ってどんな成分なら大丈夫なんですか?
酸熱で使われる様なレブリン酸とかは大丈夫そうな気がするのですが、チオとかシスアミとかは怖い気がしていて🙄
kobayashi
rise.saito.10.24
トリートメントにエステル入れるのは定番なので、gmtやスピとかを入れて、カラー放置中に還元して、アイロン入れるって意味だと思いますよ!
ちなみに僕が言ったのではなく、たまさんがおっしゃってたやつです!笑
まや
お疲れ様です。初めての質問失礼致します。
上記に話題に上がっております、艶カラーなどと呼ばれるものはカラー剤の中にレブリンやグリ、マレイン酸(ジマレイン酸)、エステル系を混ぜているという認識で合っておりますでしょうか。
以前気になって毛束をブリーチしてレブリン酸をカラー剤に混ぜた際、色のはいりが悪いのと仕上げの際アイロンを通すと思うのですが、色がかなり抜けてしまいました。
艶カラーを謳ってる方達はどのようにしてらっしゃるのでしょうか。有識者の方どうかご教授ください🙇
お疲れ様です。
いや、アルカリカラー剤にそもそも還元剤を混ぜるのは普通に考えてあり得ないのではないでしょうか?
多分、髪の毛に作用はするとは思いますが、なんせPHが不安定になりすぎて、カラーの色が入らない、リフトしないなどの不具合は確実に出ます。
髪の毛の還元具合、カラーの仕上がり具合、同時にちょうど良いタイミングであげるのは至難の業だと思います。
ミスターK
そもそも、レブリンやグリ、マレイン酸(ジマレイン酸)、エステル系は酸性域の中で活躍する還元剤です。
カラーはアルカリ性ですよね。🙇♂️
ミスターK
レブリン酸、グリオキシル酸、ジマレイン酸は酸なので還元剤ではないですね!
入れすぎると酸なのでphがぶれるので発色変わるかと思います。
なのでアルカリに調整したり添加の量を気をつけるのが良いかと。
ゆー
ありがとうございます。
自分の書き方が間違ってました。
おっしゃる通りレブリン、グリオキシル酸、ジマレイン酸は酸ですね。
エステルと呼ばれるGMT、スピエラは酸性の還元剤ですね。
ミスターK
そもそも最近エステル系とよく聞きますが、エステル系の定義ってあるのでしょうか?
ミスターK
付随して質問失礼致します。
エステル系をカラー剤に入れると髪質改善カラーになるとの事なのですが、還元剤が働いてくれると思うので癖を伸ばしたりということだと思うのですが、仕上げにアイロンを通して、固定のための酸化などは空気酸化によるもので大丈夫ということなのでしょうか?
過酸化水素水やブロム酸などで固定しないと家に帰りシャンプーして乾かしたら癖戻りはしないものなのか気になったのですが。。。
また、仮にスピエラやGMTを混ぜる際は総量の何パーセントくらい入れますでしょうか?
有識者の方々、ご教授お願い致します!
じょ
自分はGMTスピエラのような油?がエステルのイメージです。
癖をとりたいなら矯正や微還元後にカラー、艶を出したいなら酸を使ってカラーがいいのかなと思っていますがどうなのでしょうか?
ゆー
まや
仰る通りそう思いましたのでご質問させていただいた所存です。
ですが、実際にされている方が居るみたいなのでどのようにしてるのかと疑問に思った次第です…
まや
今回はpHいじらずにやってみたので、今度pH下げないように調節しつつレブリン混ぜて試行してみます。
ありがとうございます🙇🏻♀️
自分で試すの大事ですよね。
後は変にいじらず商材の説明や発信してる方のやり方そのままやるのが良いと思います!
ゆー
エステルは酸とアルコールの化合物で厳密には油ではないですね。
アオバホナ
まぁ、油も酸ですし、エステルの酸とアルコールの原料はヤシ油ですし、なんかややこしいですよね。
エンジンオイルとかロウソク、鯨油なんかはエステルの代表的なものですね。
たま@Tamazon
明日の昼頃、上のいくつかのご質問、答えが出てなかったら、なんか書きますね。
たま@Tamazon
カラーの中に還元剤を混ぜる。この時に混ぜる還元剤は、なぜにそもそもエステル系なのでしょうか?
よくはたらく還元剤を混ぜるなら、カラー剤と性質の同じアルカリのものを使用する方がよいのでは?
チオやシステアミン、シスなど。
なぜに酸性の還元剤を混ぜるのか、よくわからないですね。
酸性の還元剤がアルカリの還元剤より髪には負担がないと勘違いしてるような風潮があるからではないのかと、思います。
多分、プレックス剤(ジカルボン酸などの酸)を混ぜるところからきてるとは思うのですが。
還元剤を働かせて酸化させるのに過酸化水素(酸性の還元剤ならば濃度の濃いブロム酸)を使用しますが、カラーの中の第二剤の中に入ってるので、ここもどうなのか?
カラーの中に還元剤を混ぜるということは、還元剤、酸化剤一気に両方入れることになると思います。
おっしゃる通りアイロンも通さないとダメだと思います。
しかもカラー剤と中に還元剤を入れて、酸化してなければそのあと過酸化水素などの2剤でしめなきと、その後髪の毛にはダメージがでる可能性もあります。
自分にはやはりカラー剤の中に還元剤を混ぜるというのは理解できないですね。
スピエラ、GMTは最大で混ぜても20%以下だと思います。
ミスターK
同じく、僕もカラー剤の中に還元剤を入れるという事でのメリットよりもデメリットの方が大きく感じて解できないので質問させていただいたのですが、ミスターKさんのおっしゃる通りだと僕も考えております。
そもそもメリットがどのようなものなのかもイマイチ理解はできてませんが、、、
実際にやられている方はいらっしゃるのでしょうか?
いらっしゃる場合はお客様にどのように説明されていますでしょうか?
還元と酸化を同時に行うことになると僕は考えているので、頭の中が絶賛混乱中です!
じょ
言い方的にされてるのかなーと思ったので聞いてみました😂
すみません🙏
お答え頂きありがとうございます。
kobayashi
昨日?から出てるカラー剤に還元剤を入れる問題って、システインが入ってる商材を入れる!なのではないでしょうか?
ストレートや縮毛矯正を同時にやりたい!って事とは違うのではないでしょうか?
タマみるくとか、、、
rizhair_testuya
あべしさん、ばっちりマスターしてますね♡
アルカリ度2マジックですね。
アルカリ度が低いと、活性酸素も、ヒドロキシラジカルなんかの発生率が低いので、よりダメージは控えめになりますね。
たま@Tamazon
カラー剤に還元剤問題ですが、アルカリカラーと還元を伴うストレートやパーマを同時に行う、という意味ではないです。
あくまで、「カラーの染まりや染まりあがりの質感向上を狙うために、還元剤を併用する」ってイメージです。
むかしから、ナイロン毛など染まりづらい白髪染めにチオちょい足しとかしてましたよね。
タマリスのカラーバター用アルカリクリームはシステインが入ってますし。
ウチでも、名前を上げていただいているタマみるくってシステインをカラー剤に入れると、質感や染まりが格段に向上することが確認できています。
還元を伴うカーリングやストレートは、カラーバター、塩基などなら可能です。
けど、OXを併用するアルカリカラーなどは、そのOXで還元剤が酸化されてしまうので、やはり不可能です。
エステルだから可能、ってこともないです。
@rise.saito.10.24 @ミスターK @じょ @ゆー @まや
たま@Tamazon
お疲れ様です。
カラー剤に還元剤を入れると言う話ですが、こちらが元の話になっています。
質問に質問が重なっていて、元の質問が見られて無いのでこんなことになってると思われます!
カラー剤に還元剤を入れると言うのは、酸化染毛剤にいれるという話ではなくて、塩基性カラーにいれると言う話です。
トリートメントにgmtなどを入れて還元させることは良くあると思うのですが、塩基性カラーやカラーバター、カラートリートメントなどと表記されているものにもgmtを入れれば発色と還元両方出来るというお話です。
その際にgmtを使うのは、トリートメントや塩基などのphが酸性域でも活動するからだと思います。
そもそも、gmtだとアルカリ域でも活動してくれるのであんまりph気にせず使えるってのもあります。
rise.saito.10.24
皆さんがおっしゃられたり、まやさんも体験されたように、カラー剤に酸を入れpHを動かすのは、色ブレの原因になります。
カラー剤って、同じメーカーの同じシリーズでも、各色によってpHが全て違うんです。
少しずらすだけでも色味がシフトするので、カラーに敏感な美容師さんはACオキシも敬遠されたりしますし。
なので、各酸を入れる場合は、 @ミスターK さんも書かれているように、ph調整をするか、各メーカーが呈しているように入れる量を5%など少量にするか、ですね。
ウチでも、グリオキシル酸やフマル酸などのアイテムを、ph7〜8に調整してカラー剤に使用することを推奨しています。
そうすれば、カラー剤のアミノ基への効果により、よりしっかり染まり色もちもアップしたりの効果が期待できます^^
たま@Tamazon
うちも髪質改善カラーの時はph7から7.5狙いで作成しています。
根元は普通にアルカリ域で施術して、毛先に関しては、
1.オキシ濃度を1.5から3%に設定
2.グリ、レブリン、マレイン酸などの回復剤をイン
3.phを7〜7.5or塩基カラー
の3点を考えることで、通常カラーよりダメージをかなり下げることができるのと、癖の緩和ができるというのを売りでメニュー化しております。
たまさんもおっしゃっていましたが、メーカーやトーンやラインによってphが違うのでカラー剤の特徴を理解しないと失敗することがあります。
カラー剤はph6くらいになるとかなり発色が変わったり、ブクブクになってしまうとほぼ発色しない時もありますのでお気をつけください。
また、同じカラー剤でもオキシを等倍、2倍、3倍にするとphがかわるのでご確認ください。
アイロンに関しては、カラー剤のメーカーによって飛び方が変わりますが、基本140度以下にするとほとんど色飛びはしないですよ!
rise.saito.10.24
まや
詳しくご説明してくださりありがとうございます🙇🙇
分かりやすくて凄く助かりました🙆🏻♀️
今度毛束をアルカリ領域で検証してみます!
ありがとうございました🙇
まや
ご丁寧に説明して下さりありがとうございます🙇
併せて質問なのですが、グリ、レブリン、マレイン酸は全て入れておりますか?
それともどれか単品でしょうか。
癖が強かったら低分子のグリ癖はそこまででもないが落ち着かせたい場合はグリより分子量の大きいレブリンという感じで選べばよろしいですか?
総量に対して何%位の割合で入れるのがベストでしょうか。
140度設定のアイロンでイミン、アミド結合の架橋反応は起こりますでしょうか。
分からないことばかりで質問が多くなってしまい申し訳ございません🙇🙇
値段によって入れる物をかえています!
全部入れる場合もありますが、うちの場合髪質改善ストレートに力をいれてるので、髪質改善カラーは癖の緩和は少ししか考えていなくて、ダメージレスメインです。
癖強い人はストレートかけます!
イミン結合などは、アイロンの温度が高いほうがききますので140度は効果さがりますよ!
彩度をとるか、結合力をとるか、だと思います!
rise.saito.10.24
まやさんの質問に対しての答えにならないかもですが、失礼いたします。
グリオキシル、マレイン酸、レブリン酸の中で癖に対して強いのはグリオキシル酸になると思います。
しかしながらこの3つともに癖が伸びるか?というとある一定の緩いものしか効きません。
酸熱トリートメントをしてる方は分かると思います。
一度、酸熱トリートメントのことを調べてみると良いと思います。
グリオキシル酸、マレイン酸、レブリン酸は→架橋作用
GMT、スピエラ→還元作用、
(もしかしたらグリ、レブリン、マレインでも還元してるのかもしれないが、ここのところはよくわかってません…)
※もし分かる方いましたら教えてくださいませ。
ここから判断すると還元作用してないので、イミン結合などの架橋作用で癖が落ち着いているように見えるような感じです。
癖が伸びるということがどのくらいを求めているかによりますが、そこまでのびません、、
かと言ってたくさん入れすぎるとPHが下がりすぎて今度ば収斂しすぎで髪の毛がギシギシになります。
あと、イミン結合は180度以上の熱を加えないと形成できないのと、ケラチンタンパクがないと作用しません。
すいませんがあくまで自分の意見となります。
ミスターK
カラーの中に酸を混ぜる時のPH調整はどうやってされてますでしょうか?
あと、塩基性のカラーのみに混ぜているということでしょうか?
すいませんが教えてくださいませ。🙇♂️
ミスターK
大変申し訳ございません。
塩基性カラーの話、確認致しました🙇♂️💦
ミスターK
塩基性カラーに、酸を入れたときのPH調整の仕方について、もしよろしければ教えてくださいませ。🙇♂️
ミスターK
ケラチンタンパク、補足するなら、アルギニン、リシンあたりですね😊
たま@Tamazon
ありがとうございます。
勉強になります🙇♂️
ミスターK
最初にある程度表にしてあります。
どのカラー剤に何を何%いれたらphがいくつになるか測ってあります。
ストレートの後などはphをシビアにいきたいので、リトマス紙で測りながらやってます!
rise.saito.10.24
ありがとうございます😊
勉強になります🙇♂️
ミスターK
😊
rise.saito.10.24
まや
そこら辺は全て存じております。
知った上でそんな事が出来るのかと疑問に抱きましたので質問させて頂いた所存です。
ご存じだったのですね。🙇♂️
失礼いたしました🙇♂️
たしかに、塩基性のカラーを入れながらの酸熱トリートメントみたいなことは可能ですね。
パイモアさんの酸熱トリートメントでこのパターンありますね。
ミスターK
rise.saito.10.24
@たま@Tamazon @あべし
この前はエルコスについて教えて頂きありがとうございました!
色々使い方を考えていたのですが、理論的に考えるとストパーの2液の際にエルコスと3%濃度のオキシを1:1で作って塗布すれば、ストレートの2液の働きと塩基の働きを両方同時にできる気がするのですが、試したことなどはありますでしょうか?
また、アドバイスがありましたらお願い致します🥺
それはよくやります😊
ってか、ウチはゼロタイム酸化なんで、放置しないんでやらないんですが(^^)
1剤に入れることも多いですね。
たま@Tamazon
なるほど!
ありがとうございます!
rise.saito.10.24
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