トーンダウンでクリア剤がない場合、水で代用することは可能でしょうか?【美容師向けオンラインサロンでのQ&A】

こんにちは!Distinct編集部です!

Distinctでは美容師さん専用の相談チャット(美容師向け無料オンラインサロン)を運営しています。
今回オープンチャットの中から、実際の質問とそれに対する回答をご紹介!

トーンダウンでクリア剤がない場合、水で代用することは可能でしょうか?

avatar

Marin

お世話になっています。
初歩的な質問失礼いたします。

クリア剤がない場合、水で代用することは可能でしょうか。(トーンダウンの場合)

可能な場合、例えば1剤:クリアが1:3の調合に対して、どの程度の割合になりますでしょうか。

または、オキシを増やしてコントロールする、代わりにトリートメントを入れる、を聞いたことがありますが、それも可能でしょうか。
オキシは1.9%を使用しています。

皆さんはどのようにされているかお伺いしたいです。

インバストリートメントで代用可能です。

avatar

グリグリ

初歩的というか、むしろ上級者な。。。

クリアは水で代用はできません。

オキシを等倍以上入れると染料は薄くなりますが、クリアとはまた違う効果がおきます。

1対3の時ってのが、よく分かりませんが、薄くならないので、何対何でも同じです!

avatar

くま

その「クリア」は何なのか。
メーカー毎に概念から違うので、明記した方が答えやすいですね。

avatar

たま@Tamazon

ただ薄めるであればコンディショナーで薄まります。
後はph調整すれば良いのかと思います。
どうでしょうか?

avatar

おにむら

avatar

Marin

ありがとうございます!
試してみたいと思います!

avatar

Marin

水では代用できないのですね。
オキシを等倍以上いれた場合、染料が薄くなるのとは違う効果とのことですが、詳しくお伺いできませんでしょうか…
例えば、1剤とクリア1:3のレシピを1.9%のオキシで置き換えた場合、粘度以外の影響はどのようになりますでしょうか。

avatar

Marin

なるほど。メーカー毎に違うのですね。
導入したことがなく、概念がありませんでした💦

先日、熱編成とブリーチによるダメージ毛の方のトーンダウンをしまして、マットアッシュ系にしたところ想像以上に沈みまして、対策として沈みやすい箇所はクリア剤を混ぜて添付した方が良い、と読みまして。

自分の店舗ではクリア剤がないので、トーンダウンやブリーチ後のトナーでは水を20-30%入れて対応していました。
染料を薄めるためにそのようにしろ、と教えられそのままやっていましたので、疑問を持ちました。

avatar

Marin

ありがとうございます。
コンディショナー混ぜることでアルカリ度が下がるので調整する、という理解であっていますでしょうか。
現在はトーンダウンで水を混ぜていたので、置き換えてもphの調整は必須ではないですかね…?

なるほど〜、他の方がおっしゃるように、コンディショナーで代用できそうですね。
その用途でしたら。
薄め剤なんで。+ダメージ部位に使用なら弱酸性でバッファ力があれば尚更。
クリア剤って、メーカーが儲けるためだけにあるような気がします。
メーカーによっては、いろんな補色を掛け合わせた「灰色」みたいなボカシ剤だったりもして、それは有用ですが。

ちな、沈みすぎるところって、青系色素は毛髪表面に乗りがちなんで、ダメージホールなど“表面積”が大きい部分が青に沈みがちです。
カラー技法にプライミングってのがあって、あらかじめ補色を載せておくんですが、僕なら単に薄めるよりも、オレンジかピンクか黄色か、補色をプレで塗っておくことが多いです。

avatar

たま@Tamazon

avatar

Marin

プライミング、初めて聞きました。
プレトーニング的な技法の感じなのですかね、、、
ブラウンなどの暖色の混色でははなく、補色単体のカラーが望ましいでしょうか?

まぁ、同じことだと思いますよー。

目的の色になればいいので、何でも。
ブリーチ前提で考えたら、ブラウン入れるの勿体ないところもりますよね。
要は、周囲の1番抜けてないところに合わせれば良いので。

avatar

たま@Tamazon

avatar

Marin

ありがとうございます!大変勉強になります。
一度、挑戦してみます!

その認識で合ってます。
ph調整は場合によってやってました。
でも必須の方が確実に良いですね。

avatar

おにむら

1.9%ではあまり関係ないかもですが、オキシが増えるとメラニンを削るので、褪色が早く感じる場合があるかと。。

僕も調べたら水を入れるとpH以外は下がるみたいなんで、代わりになるっちゃなるかもです。
プロマスターみたいに染料濃度が記載されてる薬なら計算しやすいかもですね。

あとは、水は入れすぎるとやはりシャバシャバで塗りにくいと思うので、熱処理されてる所のトーンダウンでクリアがなければ、少し明るめの薬剤で対応するとか、6%を使うとかで対応する感じですかね。

僕もある意味勉強になったっすm(__)m

avatar

くま

Distinctの美容師向けオープンチャット(無料の美容師向けオンラインサロン)はこんなところ

Distinctが運営しているのは美容師専用のオープンチャット(美容師向け無料オンラインサロン)!

完全無料で、今回紹介した事例のようにカラーレシピや施術のコツ、新発売の材料など、専門的な情報を美容師同士で共有&相談できる場所です。 施術に関する相談だけではなく、働く環境やスタッフの育成、開業に関するアドバイスも貰えますよ。

オープンチャットはこちらからご参加ください!

また、今回紹介した案以外にもアイディアがありましたら、記事末尾の「コメントを書き込む」からコメントしてください! 様々なアイディアをお待ちしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました