塩基性カラーにグリオキシル酸系の処理剤など入れている方はいらっしゃいますでしょうか?【美容師向けオンラインサロンでのQ&A】

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今回オープンチャットの中から、実際の質問とそれに対する回答をご紹介!

塩基性カラーにグリオキシル酸系の処理剤など入れている方はいらっしゃいますでしょうか?

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rise.saito.10.24

こんにちは!

質問なのですが、塩基性カラーにグリオキシル酸系の処理剤など入れている方はいらっしゃいますでしょうか?
10%ほど入れて試してみたら色が入らなかったので、何か良い方法は無いかな?と思っています。

また、グリオキシル系じゃなくても、何か修復作用のあるものを入れている方がいらっしゃいましたら教えて頂けたら嬉しいです!

塩基は、アルカリに寄せて使った方が染着はよくなります。
グリオキシル酸は原液でph0.5など強酸なので、染まりは悪くなるどころか、カップに混ぜた瞬間に、色が変になるはずです。

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たま@Tamazon

グリオキシル酸そのものは、染まりが悪くなるものでもなく、むしろ、色もちがアップする効果があります。
つまり、以上のことから、アンサーとしては、「アルカリ剤と併用する」と言うことになります。
各社から塩基性カラー用のアルカリ剤が発売されています。

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たま@Tamazon

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rise.saito.10.24

なるほど!
いつもわかりやすく教えて頂いてありがとうございます!
グリオキシル酸というよりはphが下がることに問題があるのですね!
確かに10%入れたらphが2ほど下がっていました!

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rise.saito.10.24

ちなみに、phの調節がうまくできるとしたら、何%くらい配合したら効果が出やすいでしょうか?

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rise.saito.10.24

また、塩基に入れる場合グリオキシル酸と何か相性が良い成分などはありますでしょうか??
質問が多くて申し訳ございません。

グリオキシル酸の商剤により、その中にグリオキシル酸が何%入ってるか違うので変わってきますが。。
だいたい、15〜50%入ってることが多いかと思います。
アルカリに寄せて使用するということは、今流行りのアルカリ酸熱トリートメントと同じ考え方になりますね。
膨潤した髪の中に入るので、実は、使用量は少なくても、しっかり中に入って効果を出してくれます。
その商材を10〜15%くらいで十分かとは思います。
物足りなければ濃くしてください。
その分、染料は薄まりますが😊

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たま@Tamazon

塩基にはPPT類と一緒に使用するのが効果的だったりします。
その中でも、アルギニン、リシンはイオン的に定着を高めます。
グリは、一緒にグリコール酸を使用すると、効果が上がることがわかっています。

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たま@Tamazon

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rise.saito.10.24

ありがとうございます!

商材はアシットシェーパーの30を使っています!
ppt類一緒に入れてみます!

アルギニンを使うとなったら、ph調節も同時にできて扱いやすそうですね!

ただ、アルギニン自体はそんなにアルカリが強くないので、グリの酸には負けちゃうかもですね😅

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たま@Tamazon

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rise.saito.10.24

なるほど!
色々組み合わせて試してみます!

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